「起業体験ワークショップin秋田」を開催しました。

産学連携推進機構は、令和5年12月17日に、地方創生センター2階会議室において、「起業体験ワークショップin秋田」を開催しました。

起業体験ワークショップ事業は、小学4-6年生を対象に子どもたちが5人1組のチームに別れて仮想の会社を設立し、商品計画・事業計画作成・資金調達・生産・販売・決算などの工程を経験することによって、起業家マインドを学ぶとともに、「働く」ということを直接体験するワークショップです。秋田大学、INTILAQ東北イノベーションセンター、東北大学の主催、秋田市教育委員会の後援、日本政策金融公庫、秋田銀行の協力を受けて開催されました。

はじめに、主催者を代表して秋田大学産学連携推進機構の伊藤慎一准教授より開催の挨拶を行った後、INTILAQ東北イノベーションセンターの佐々木大センター長のファシリテーションによりワークショップが進行されました。県内で参加希望を行った22人の小学生がそれぞれ5つのグループに分かれ、「秋田の寒い冬を快適にすごせる環境にやさしい商品」のテーマにしたがって、社長役、宣伝担当、仕入れ担当、会計担当、製造担当、販売担当の6つの役割になってそれぞれ自社の商品を販売するする手法を話し合って事業計画書を作成しました。その後各チームが金融機関役に事業説明を行い融資を受けて製品の製造販売、そして売り上げを確認し計画と実際の売り上げの差について振り返りを行うという一連のプログラムとして行われました。

9:00〜18:00までと長時間にわたるプログラムではありましたが、参加した生徒たちは最後まで、楽しく、真剣にプログラムに取り組み、チームで協力しながら一つの事業を成功に導くことの喜びを全身で体験していました。

秋田大学産学連携推進機構は今後も秋田のチャレンジする風土の形成、秋田のスタートアップ活動を応援しています。